五大明王（加持開眼）ガラス色紙額入不動明王が中心に位置し、東に降三世明王（ごうざんぜ――）、南に軍荼利明王（ぐんだり――）、西に大威徳明王（だいいとく――）、北に金剛夜叉明王（こんごうやしゃ――）がおられます。五大明王像は日本において盛んに造像されましたが、中国で成立している正統な配置です。東寺の講堂に安置される立体曼荼羅などが有名ですね。密教が平安前期に隆盛したことから、五壇法の本尊として五大明王が活躍します。各地の寺院に彫像があるほか、画像も東寺醍醐寺等に残存している。五大明王の配置中央 - 不動明王 - 大日如来の教令輪身東方 - 降三世明王 - 阿閦如来の教令輪身南方 - 軍荼利明王 - 宝生如来の教令輪身西方 - 大威徳明王 - 阿弥陀如来の教令輪身北方 - 金剛夜叉明王（東密系、不空成就如来の教令輪身）この曼荼羅は多色刷の色紙ですが、お精根を入れて、御霊入れの証明を裏書きし、ガラス額縁に納めます。価額には開眼供養の布施を含みます。どうか檀那波羅蜜を成就なされ、御加護を得て下さいますよう。合掌