インドネシア（西スマトラ）産ブルーアンバーの高品位ルースです。ここまで内包物（不純物）が少なく、透明度の高いものは、（ここ半年ほどあらためて海外のマーケットを追跡してみましたが）もはや入手できないようです。ある程度のサイズの原石を入手すれば、この手のルースはいくつも切り出せるとお考えになるかもしれません。しかし実際に磨いてみると、宝石として耐えられるものはほとんどありません。インドネシア琥珀は半透明なものが大半を占めますが、そのもとになる微小な油滴様不純物が多すぎます。そもそも5Aクラスの原石自体が出なくなりました。この標本は5年以上前に入手したものです。琥珀のサイズ：11.2ｘ7.6ｘ4.8ｍｍ画像1～2：UVライト（＝紫外線ライト、ブラックライト）画像3～4：白色LED画像5～9：自然光画像10：透過光（琥珀の背後からLEDを照射しています）「インドネシア産ブルーアンバー図鑑」として、別の出品で解説していますので、詳しくはそちらを参照いただければと思います。