日本陸軍の実物下士官兵用の防暑帽となります。 よく見られる外被用の生地の物ではなく塗料による防水処理をしております。 塗料のコーティングの加減か頑丈なしっかりした作りになっております。 内側も布張りではなく棕櫚？ 編み目が直に見えております。 中国戦線やマレー戦線で使われた初期の物とも聞いておりますが、定かではありません。 残念ながら記名札しかなく製作年度表記が有りません。 使用品ですので、状態もあまり良くなく劣です。 只、珍しいタイプなので資料として認めて頂ければ幸いです。 塗料は比較的良く残っておりますが、経年によるヒビ割れが全体的に認められます。顎紐や縁の無塗装部分は汚れやダメージがあります。 内側の調整ベルトも1個所切れかけております。 使用品であり、約80年前のお品になりますので経年によるダメージや劣化が見られます。 以上の状態をご理解頂きまして当品の価値をご理解頂ける方のご購入をお待ち致します。 よろしくお願い致します。